当社では、RTK測位機能を備えたスマートフォン用アタッチメント 「viDoc RTK Rover」 を導入しています。

スマートフォン撮影画像に数センチ精度のRTK位置情報を付加することで、公共座標系に準拠した高精度点群データの生成が可能です。

活用シーンと特長：

• 単独計測はもちろん、
  　UAV写真測量／UAV LiDAR／地上型レーザ計測等の補完データ取得ツールとして多方面で活用。

• 精度検証では、標準偏差30mm以内の成果を確認済。

• 取得点群データの後処理（微細ノイズの除去など）にも対応。

• 現場展開は約5分で完了し、優れた機動力を発揮。

• AR表示機能により、基準点や設計点の視覚的な杭打ち誘導にも対応。

お試し計測やデモにも対応しております。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

　UAVレーザ測量の成果品に対して、国土地理院の定める公共測量仕様（令和2年3月改正）に準拠した**精度管理表（帳票）**を作成いたします。

UAV搭載型LiDARを用いた公共測量業務において、成果の品質を客観的に証明する書類整備を支援します。

提供内容：

• 原データに対し、**調整点・点検測量点との誤差（較差）**を解析。

• 以下の様式に対応した帳票を作成：
  　様式4, 8, 9, 10-1・10-2, 11, 13, 14-1・14-2。

• 根拠データとして、標定・点検ポイント等の詳細情報を以下の形式で出力：
  　- 座標データ（CSV形式）
  　- 図形データ（DXF形式）

付加価値：

• 精度管理表だけでなく、帳票に連動するevidence（根拠・証明）情報も同時出力。
  　成果の信頼性を高めるための詳細検証データとして活用可能です。

• 各提出書類の整合性チェックや報告書作成支援にも対応しています。

　オリジナルの3D点群データから、建物・樹木・構造物などの非地表要素をフィルタリングし、地形地表（グラウンドデータ）の抽出処理を行います。

対象地域の特性やご要望の精度に応じて、最適な抽出条件を設計し、地形解析や設計用途に適した高品質な地表面データをご提供します。

処理の特長：

• フィルタリング＋ブレークライン活用による地形再構成
  　必要に応じて擁壁・法面・段差などの「ブレークライン」と点群のハイブリッド処理を用い、より精度の高い地表面表現を構築。

• 多様な地物・地形条件に配慮
  　同一エリア内においても、樹木密集地や構造物周辺（擁壁・橋台など）の特性を考慮し、個別に適用する処理条件で丁寧に抽出。

• 成果物形式の柔軟対応
  　以下のような出力形式に対応します：
  　- LAS形式（グラウンド抽出済）
  　- グリッド（Raster）形式：TIFF, ASCII

  • ベクター形式：LandXML / CSV / 等高線（DXF・SHP）/ メッシュ（SHP） / TIN

　UAV（ドローン）で撮影された画像データと標定点情報を用いて、SfM（Structure from Motion）処理による三次元点群データとオルソ画像の生成を行います。

さらに、解析用途に応じた各種派生成果物の作成にも対応しています。

提供可能な成果物：

• 点群データ（LAS形式）

• オルソモザイク画像（GeoTIFF形式）

• 等高線（DXF/SHP形式）

• Shpメッシュ（点密度／平均高度 等）

• DSM（Digital Surface Model）

• 基盤地図情報との補間処理・統合処理

• 断面図作成（任意線指定対応）

処理イメージと参考価格：

• 撮影画像：800枚前後（約7GB）

• 標定点：5～10点程度

• 参考費用：10万円（税込）
  　（内容：点群データ（LAS）、オルソ画像、等高線、メッシュ変換一式）

※処理範囲、標定精度、納品形式などによりお見積りが変動する場合がございます。精度条件や納品要件については事前にご相談ください。

　LiDAR SLAM（Simultaneous Localization and Mapping）で取得したLAS形式の点群データを、ローカル座標系から公共座標系（測地系）へ変換いたします。

特長と処理内容：

• GCP（地上基準点）を用いた高精度な座標変換に対応。

• 地上構造物のみならず、地下埋設管等の対象物にも柔軟に対応可能。

• 各GCPとの誤差を最小化するため、3次元的な剛体移動（回転＋並進）を適用し、複数のSLAM計測データの統合処理を実施。

• 指定点における較差（誤差）を全て記録し、数値根拠（エビデンス）として報告。

• GCPでの較差および独立検証点における標準偏差も算出し、成果の精度を客観的に評価。

納品内容（一例）：

• 変換済LASデータ（公共座標系）

• 精度検証レポート（GCP較差／検証点統計／移動変換行列など）

• 移動処理前後の比較図・誤差マップ（必要に応じて）

　既存図面や測量データとの整合性を重視した実用性の高い座標変換を実施します。地下構造物の復元や、屋内外連続計測データのGIS連携等にも幅広く対応可能です。ご希望の精度や活用方法に応じた最適な処理をご提案いたします。まずはご相談ください。

　UAV-LiDAR、航空レーザープロファイラー（LP）、地上型レーザースキャナー、MMS（モービルマッピングシステム）、GeoSLAM、SfM処理による空中写真解析、さらには国土地理院の基盤地図情報データをもとに生成されたLASデータまで――
多様なデータソースから得られる3D点群を統合・解析し、目的に応じた地形情報を高精度に抽出します。

対応データ種別：

• UAV搭載型LiDAR

• 航空レーザープロファイラー（LP）

• 地上型・固定型・可搬型レーザースキャナー

• MMS／モバイルマッピングデータ

• GeoSLAMなどSLAM方式機器

• SfM解析によるUAV写真測量データ

• 基盤地図情報（数値標高モデル等）からのLAS変換

主な処理内容と成果物：

• 地表抽出・構造物除去・高低差抽出・領域分割 等

• 出力形式：DXF、Shp、CSV、TIFF（ラスタ）、LAS、TIN、等高線

• GIS・3D-CADでの即時活用を前提としたデータ構造に変換

3Dアプリケーション連携：

• TIN（不規則三角網）変換による地形モデル化
  　→ Wavefront形式（.obj）／VRML形式（.wrl）での出力に対応。

• Metashape 等のフォトグラメトリ系3Dアプリケーションとの連携により、点群・メッシュ・テクスチャの高度利用を支援。

設計・測量・災害解析・可視化・都市シミュレーションなど、多様な目的に応じた「使える地形モデル」をご提供します。ご要望に応じて、構造物抽出や表層分類などの追加解析にも対応いたします。お気軽にご相談ください。

　多様な点群データの管理・編集に対応する LASデータ編集サービス をご提供しています。

撮影時期や手法が異なる複数のLASファイルを統合・補間し、一貫性と精度を保った解析・利活用が可能なデータを生成します。

主な対応内容：

• 複数LASデータのマージ（補間）処理
  　→ 異なる取得時期・センサーによる重複データも、新しいデータを優先的に統合し、過不足のない最適な点群を生成。

• 欠損領域の補完処理
  　→ 必要に応じて国土地理院 基盤地図情報データを活用し、不足部分を補間可能。

• LAS ⇔ CSV の双方向変換機能
  　→ 属性や構造が異なるデータでも項目を統一し、一元管理・分析可能なフォーマットに変換。
  　→ 例：LP（航空レーザープロファイラー）データに基盤地図標高情報を統合した新LASの作成など。

出力形式：

• LAS（統合済点群）

• CSV（編集用属性データ）

• メッシュデータ（Shp/TIN/OBJ等）　→ 軽量データとして可視化やGIS/CADとの連携に最適

冗長な点群の統合処理やフォーマット差異の解消を自動化・最適化し、業務の効率化と品質向上に貢献する点群編集処理を行います。
大量データ・複雑なマージ条件にも対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

ご希望があれば、ビフォー・アフターの差分出力や、重複処理ログなどの付加情報も提供可能です。必要に応じてご指示ください。

　浸水想定解析結果の25mメッシュデータを、より詳細な5mメッシュへ細分化し、

航空レーザープロファイラー（LP）や国土地理院基盤地図情報を組み合わせたハイブリッド地形モデルを活用して、最大浸水深の再計算を行います。

不要メッシュ（浸水深が0以下のエリア）は適切に編集・除外し、浸水域の精度と見やすさを向上させます。

主な特徴：

• 「洪水浸水想定区域図作成マニュアル（第4版）」に準拠した浸水ランク設定を実施

• 明確で理解しやすい凡例を含む**高品質な納品図面（PDF形式）**の作成まで一括サポート

• メッシュ単位の詳細な浸水解析結果を基に、自治体・防災機関の用途に即した実用的な成果物をご提供

防災計画や都市計画の意思決定を支援する高精度な浸水想定図作成をお任せください。ご要望に応じて、図面カスタマイズや数値データ納品も承ります。

ご希望があれば、浸水深データのGIS連携用シェープファイル出力やWebマップ用データ加工も対応可能です。お気軽にご相談ください。

　LiDARデータおよびSfM処理によるLASデータから、以下の3D地形モデルを解析し、 樹冠分布や樹高を高精度に抽出・解析します。

• 地形モデル（DTM：Digital Terrain Model）
  LiDAR点群解析に加え、国土地理院の基盤地図情報 数値標高モデルも活用可能

• 表面モデル（DSM：Digital Surface Model）

• キャノピー高さモデル（CHM：Canopy Height Model）

さらに、航空レーザー計測データだけでなく、
固定式レーザースキャナーやSLAM（Simultaneous Localization and Mapping）技術を用いたデータを組み合わせた、
多様なソースを統合した「ハイブリッドポイントクラウド」解析にも対応。様々な取得条件や環境に応じた柔軟な森林解析を実現し、林業調査、環境評価、資源管理等のニーズに応じた成果物をご提供します。

必要に応じて、樹冠面積や樹高分布図の作成、データ形式のご指定にも対応可能です。
ご相談・お見積りはお気軽にどうぞ。

　洪水浸水想定区域図や各種平面図・断面図の作成を承っております。

お預かりしたデータをもとに、主題図設定、図枠作成、点群データからの等高線図作成など、幅広い図面作業に対応いたします。

また、スキャニングされた紙図面や画像データの座標に合わせたつなぎ合わせ作業も実施。
座標情報が無い図面についても、国土地理院などの基盤データを背景に利用し、全国どの地域の図面でも対応可能です。

完成した図面はPDF形式で納品するとともに、Shp・DXFなどのGIS/CAD対応データ形式でもご提供いたします。ご要望に応じたカスタマイズも可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。

ご希望があれば、図面のデジタルアーカイブ化やWebマップ連携用データの作成も対応可能です。

　洪水浸水想定区域データ作成に必要な基礎データとして、LPデータや基盤地図から基礎メッシュデータ（地盤・建物占有率・粗度係数・道路）作成を作成します。特に地盤高メッシュ作成においてLPデータは勿論、LAS・標高TIFFや基盤地図から最少0.1mグリッドまで対応しています。

　入手時期の異なるLP同士のマージや、LPが不足する箇所を基盤地図で補間も行います。膨大なデータから必要なデータ抽出などのデータ整理・作成することでデータの作業の効率化を図っています。区域設定もGISは勿論、Google Earthで指定も可能です。

　入出力データは緯度経度・日本測地系どちらの座標系にも対応しています。

国土地理院が提供する基盤地図情報（JP GIS GML形式）を、図郭単位に区分し、TIN、DXF、CSV、Shp形式など、ご要望に応じた多様なデータ形式へ変換いたします。

TIN作成時には、隣接する図郭間でのデータ差異や隙間が生じないよう細心の注意を払い、シームレスで連続性の高いTINモデルを構築します。

また、出力ファイルはDXF・Shp・CSVに加え、LASデータや標高TIFF形式への変換にも対応。
さらに、緯度経度メッシュから日本測地系（公共測量系）へ座標変換を行い、納品後のGISやCADでの二次利用をスムーズにします。

ご希望に応じてサンプルデータの提供も可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

基盤地図情報の高品質な変換で、地理空間データ活用の幅を広げます。

　浸水想定解析等で作成された緯度経度で記述されたCSVファイルから、地盤高他CSVに記載されている属性を付加した緯度経度（BL)のメッシュファイル（Shp・DXF・KML)を作成は勿論、設計等に利活用しやすい測地系（XY）メッシュを作成します。

　また、LiDAR等でスキャンしたデータをCSVに変換と、オルソ（航空写真）と重ねてオルソの色を反映させたLasファイルに変換も行います。

　国土地理院の基盤地図情報からメッシュデータを作成します。
メッシュは測地系および緯度経度の両方に対応し、緯度経度の場合は3次メッシュを基本とし、さらに細分化した5mメッシュ（経度0.15秒・緯度0.225秒）で提供します。

基盤地図情報の5mまたは10mメッシュから抽出した平均地盤高を付加。
また、航空レーザープロファイラー（LP）データがある場合は、LPデータを優先しつつ、カバーできない箇所を基盤地図情報で補完するハイブリッド処理も行います。

作業範囲の設定はGoogle Earthを活用し、周辺環境を確認しながら直感的に行えます。
KMZファイルから必要な基盤地図を抽出し、グリッドデータの作成および平均地盤高の取得まで一貫して対応いたします。

ご用途や精度要件に合わせて柔軟に対応しますので、詳しいご相談もお気軽にどうぞ。