【GIS利活用コンサルティング】

 GIS(Geographic Information System)を活用し、膨大な地形データや各種空間情報の分析・編集を行い、分かりやすいデータの可視化を実現します。

 SIS(インフォマティクス社製)を用いた3Dデータの取り扱いに注力しており、3D点群データとGISの特性を最大限に活かしたソリューションをご提供いたします。地理空間データの活用計画立案から運用サポート、解析手法の最適化まで幅広く対応。業務効率化や意思決定の高度化を支援します。3D点群とGISを組み合わせた先進的な分析をご検討の方は、ぜひご相談ください。

・GISデータ処理と利活用コンサルティング

 国土交通省が提唱する建設業務効率化のための取り組み「CIM(Construction Information Modeling)」において、3D地形データは不可欠な要素となっています。

測地系変換や各種データフォーマット変換などのデータ処理には、GISシステム(特にSIS)が非常に有効です。

弊社は長年にわたるGISシステムの豊富な経験を活かし、3D地形データの高精度な変換・処理から、現場ニーズに即した利活用コンサルティングまで一貫してサポートいたします。

今後、GISの分野でも一層の利活用推進が期待される中、3D地形データの効率的な作成とGIS環境での活用に最適化したデータづくりをお手伝いします。


ご相談いただければ、実務に即した最適なご提案をさせていただきます。

・異なる3Dデータからヒートマップを作成

 災害時などの緊急対応においては、既存データと事後計測データをメッシュ化し、差分を計算することで高低差を色分け表示するとともに、流出・流入量を算出します。
 メッシュ化により異なるフォーマットやスケールのデータを均一化できるため、比較・解析が容易になります。さらに、高度差に基づく色分けは視覚的に状況把握を大幅に支援します。

 また、高度情報に限らず、位置情報と属性値を持つあらゆる空間データを用いて、多様なヒートマップの作成が可能です。
これにより、災害被害の分析や環境モニタリングなど、幅広い用途でのデータ活用を促進します。


 ご要望に応じてカスタマイズも承りますので、お気軽にご相談ください。

・メッシュファイル作成

 

国土地理院の基盤地図情報をもとに、測地系および緯度経度の両方に対応したメッシュファイルを作成します。
緯度経度メッシュでは、3次メッシュを基本に、さらに細分化した5mメッシュ(経度0.15秒・緯度0.225秒)を生成。
基盤地図情報の5mメッシュまたは10mメッシュから取得した平均地盤高を付加し、より精度の高い地形モデルを構築します。
航空レーザープロファイラー(LP)データがある場合は優先的に利用し、未カバー部分は基盤地図情報で補間することで、連続性の高いメッシュデータを提供いたします。

範囲設定はGoogle Earthを活用し、現地の状況を視覚的に確認しながら行うことが可能です。
KMZファイルから必要な基盤地図情報を抽出し、グリッドデータとして平均高度を正確に取得・作成いたします。


ご要望に応じて出力フォーマットやカスタマイズにも対応いたします。お気軽にご相談ください。

・レイヤー間の空間関数による高度な演算

 GISの強みである空間関数を活用することで、異なるレイヤー間の重複や位置関係を精密に演算できます。
例えば、地籍データと計画データを重ね合わせ、計画データが重複する地番の面積や属性情報を一括で抽出・演算し、CSV形式で出力が可能です。

 空間関数により計算されるため、計画の変更や更新時にも重複面積や関連数値が自動的に再計算され、手作業による面積の誤差訂正や再計算の手間を省けます。
これにより、データの整合性と業務効率の大幅な向上が期待できます。


 必要に応じて具体的な運用例やサンプルもご提供いたします。お気軽にお問い合わせください。