「GC3D-Pro」は3D点群地形データをより正確かつ効率的に解析・作成するアプリケーションです。あえてバッチ処理にこだわり処理します。
バッチ処理は一見煩雑な処理と考えがちですが、計画・解析・設計においては、より多くのシミュレーションをから判断する事で、限りなくベストに近いベターな結果を効率的に導きます。また結果に対するレポートや証明・形跡となる「evidence」を同時に作成する事も、効率化には重要と考えます。
※【試供版】(GC3D-Pro 8.2.50 & Java8Update191)もございますのでお試しください。
UAV搭載型レーザスキャナ精度管理表対応【新機能】
UAV搭載型レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)「国土交通省国土地理院」https://psgsv2.gsi.go.jp/koukyou/public/uavls/の精度管理表に対応。
精度管理表の詳細データとして、管理表の証拠・証明「evidence」を同時に出力する事で、取得データのより詳細な検証が可能となります。
コース間検証精度管理表(様式8)、オリジナルデータ均一度検査表(様式9)などにおける「平均標高」の詳細データ(設定標定範囲内ポイントデータ)の抽出します。
更にGIS等での確認の為の、DXF出力も同時に行います。
標高TIFFから精密等高線【新機能】
標高TIFFはから等高線を作成する機能は「QGIS等」でも確立されていますが、個別TIFFからの抽出の為、各データの境界部分で「等高線のずれ」が生じます。
GC3D-Proでは個別のファイルからのみ等高線を抽出するのではなく、隣接ファイルの情報を相互解析する事で、メッシュの境界部分での等高線をズレを無くし、不具合を解消した精密な等高線を抽出します。
標高TIFFから縦横断作成【新機能】
3D点群データ(CSV・DAT・TXT)から標高TIFF変換しすると供に、任意の箇所の断面を取得します(DXF・SIMA・CSV・KML対応)。
標高TIFFは基盤地図からの変換など、広く一般的になってきましたが、縦横断図作成には、サーフェイスやソリッドモデルへの変換が必要でした。
標高TIFFにから直接縦横断図を作成する事で、データ量を飛躍的に省力化でき、大量データへ対応可能となりました(CSVに対し約1/10)。
変換機能と供に、既存標高TIFFをベースに使う事も可能です。
作成されたデータは図面としての2D-DXFをはじめ、断面データCSV、3D-DXF、KMZに出力が可能で、Google Earthで確認する事もできます。
LP測量(レーザプロファイラ測量)データ・ドローン空撮により解析作成されたDSM・DEMデータ、LiDAR、MMS(モービルマッピングシステム)で取得解析された3D点群データ、また地上型固定レーザースキャナーにより取得した3D点群データなどは、i-Constructionにおいても広く基本計画・設計・CAD・またはGIS等にも利活用されています。
「GC3D-Pro」は、これら3D点群データをはじめ、3D-CADシステムから出力された3D-DXF、DM(数値地形データファイル)、GISアプリ等で作成された3次元データ(Shpメッシュ等)、勿論「基盤地図情報・数値標高モデル」に代表されるDEMモデルデータなどを効率よく解析し、必要に応じてハイブリッド化する事により精度の高い3Dモデルを効率よく作成します。
LASデータ補間する事で、異なった時期や方法で取得された点群データを、空間的にマージ編集し、地上固定式レーザー+UAV LiDARといったハイブリッドLASデータが作成可能となります。
XML→LAS、CSV→LAS・LAS→CSV等点群データを双方向変換により、自在にデータ編集が可能となります。
また、フィルタリング処理等により樹木や人工物等を除去し、作成されたグランドデータを補足する為に、「基盤地図情報・数値標高モデル」データで補間します。レーザーで取得しきれない箇所を「基盤地図情報・数値標高モデル」補間することで、作業性の効率化を図ると共に、データの確認にも利用出来ます。
3D点群データには不可欠なLASフォーマットは勿論、国土地理院、測量関連、GIS等で広く利活用されているファイルフォーマットに対応しています。CSV・TXTについては列によるデータの違い(数学系・測量系)や、ヘッダー行等にも柔軟に対応しています。
【対応ファイルフォーマット】
LAS/XML(JP-GIS・LandXML)/DM/CSV/TXT/DXF/SIMA/Shp/TIFF(標高)/KMZ/TIN(obj・gc6)・・
※リクエスト応じて随時対応しています。
航空レーザー測量(レーザープロファイラ(LP)測量)によって作成されたデータは、作成機関や時期によってフォーマットにばらつきがあります。それらデータをLASデータに変換することで、データの互換性が図られ、効率的な作業が可能となります。
オルソ画像と合わせ、LPデータに地形の色情報を付与する事ができ、目視での確認や他の作業への利活用の幅が広がり、関係者間でのデータの共有化が図れます。
CSV(テキスト)⇔LAS、測地系(XY)⇔緯度経度(BL)を相互に変換することで、柔軟な対応が可能となります。
国土地理院 基盤地図情報 数値標高モデル(XML形式)から、国土基本図郭単位でTIN(triangulated irregular network)を生成します。
TIN生成ではデータのつなぎ目での不整合がなくシームレスに作成し、元々2次・3次メッシュ単位で保存されているデータから、測地系の図郭単位(国土基本図郭)に変換します。
作成されたTINデータからは、DXF・Shpといった設計CADやGISでの利便性のある3Dデータが出力可能です。
またグリットデータとしてCSV出力(10m~10cm)も可能で、3Dデータの利活用の幅が広がります。
点群データのまま縦横断図を作成します。LiDARや地上レーザー等からの点群データのフィルタリング処理は、計画・設計の基礎データとなり、それらを元にTIN(不規則三角形網)を生成し、縦横断図やメッシュデータ生成等にとって重要な作業です。
しかしさまざまな計測データから効率よく地表面データをフィルタリングする作業は、時間やスキルを必要とする作業でもあります。求められる品質に合わせ、あえて点群のまま縦横断図を作成する事も業務効率化につながると考えます。
CADやGIS内で作成したラインは元より、Google Earth上で作成したライン等を元に国土地理院 基盤地図情報から縦横断図を作成します。
作成されたデータはDXF・Shp等でCAD・GISでの利用やGoogle Earthでも確認することが可能となります。
他システムとの連動性を図ることで、特別な3D-CAD・GIS等のアプリケーションやスキルを必要とせず、Google EarthとGC3D-Proの環境のみで、縦横断の確認が可能です。
点群のみならず、図面データから3D化する事も可能です。現況図面を3D化し、同時にドローン測量等で計測・解析した結果をメッシュ解析し、樹木堆積等を計算します。解析結果はShp・DXF等の図面データや、数量としてCSVで出力されます。
また計算結果をCSV出力することで、evidence(計算根拠)として設計資料としても役立てます。
これまで2Dのみで作業していた図面データも、3Dデータと重ねることで、3Dデータとしての作業が可能となります。
対応データ形式も測量・設計・GISの分野で多く使用されているファイル形式の入出力に対応しており、データ変換ツールとしても利活用できます。
解析結果データをDXF・Shp・KMZといった汎用的なファイルに出力し、Google Earthや他のGISシステムの連携することで、データの可視化を効率的に運用することが可能となります。
浸水深メッシュを等深線に変換しKMZ出力する事や、各水位での水量も速やかに算出でき、災害を想定した対策検討のデータや資料にも活用できます。
※水位は一定水位での簡易計算であり、浸水位変動を考慮する場合は、別途解析による深水想定メッシュデータが必要となります。
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